クラミジアの治療には、長い期間をかけて治すことが主流でした。中々そんなに長い時間をかけていられない!という方も多いと思います。ジスロマックはたった1回の服用で済み、薬の効果が7日ほど続き、その間で治るのが90%と高確率!

2017年05月の記事一覧

抗エイチアイブイや抗がん作用とジスロマック

ジスロマックは、抗エイチアイブイウイルス薬の有効成分であり、抗がん作用も有する事で注目されている医薬成分メシル酸ネルフィナビルとの併用服用は、ジスロマックの有効成分の濃度や平均最高血中濃度、AUCなどの上昇を引き起こし危険なので飲み合わせには注意が必要です。
ジスロマックは、世間的にSTDの治療薬として知られていますが、リンパ節炎や急性気管支炎、肺炎、尿道炎、子宮頸管炎、歯周組織炎などスペクトルが広く、呼吸器内科や歯科、耳鼻科でも処方されている胆汁排泄型の15員環マクロライド系抗生物質です。
ジスロマックの主成分アジスロマイシンは、DNAの情報をmRNAに転写後にタンパク質を合成する70Sサブユニットを構成する小さい30Sサブユニットと大きい50Sサブユニットのうち50Sサブユニットと 結合する事で、アミノアシルtRNAのペプチド鎖を重合させるペプチジルtRNAを阻害し細菌増殖を抑制します。しかし、ジスロマックは、人間を含む真核生物の80Sサブユニットを構成する小さい40Sサブユニットと大きい60Sサブユニットには選択的に作用しない為に人間のタンパク合成は阻害されないとされ、安全性が高いとされています。
アジスロマイシンは、14員環エリスロマイシンの基本骨格に窒素を結合させる事や特殊な製剤方法により、上部消化器官での分解吸収を抑制する事によりエリスロマイシンの問題点だった胃部の不快感などの副作用を軽減し、腸で持続的に薬剤を放出し続ける事で半減期を68.1時間と改善しています。又、感染している細胞への薬剤移行性を改善し病巣組織内の濃度を血中濃度の10倍~100倍と高め、更にジスロマックの効果を強くしています。

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